お見舞いのマナー

病院にお見舞いに行くときには、当然気をつけるべきことがあります。まず有名なのは、忌み言葉が入っているものやそれを連想させるものは持って行かない、ということです。例えば、花を持っていく場合でもシクラメンは死苦を連想させるし、赤いバラは血を、椿は花がぼとりと落ちるので首が落ちることを連想させるので控えるべきです。また、石鹸や歯ブラシなども長期入院を連想させるし、パジャマも寝付くことにつながるので親しい間柄でなければ避けたほうがいいです。反対に喜ばれるものといえば、賞味期限が長いお菓子や缶ジュース、暇つぶしになるような本や雑誌、携帯電話の充電器やスタンドなどもいいです。ニット帽や耳栓など、実用的なものもいいでしょう。見舞う人との間柄にもよりますが、一般的に喜ばれるのはこの辺ではないでしょうか。そしてお見舞いの基本事項ですが、まずは騒がしくしないこと。小さい子どもを連れて行くのは控えたほうがいいでしょう。訪れるのは入院してから大体1週間以降が目安で、面会時間は15~20分がちょうどいいでしょう。もちろん、回復に向かっていることや状態が落ち着いていることを確認してから行きましょう。また、本人のいない場所でひそひそ話をするのも控えましょう。そんなに自分の病状が悪いのか、と思わせてしまいます。個室でない場合は他の人の迷惑にもなるので、声のボリュームを抑えるのは当たり前のマナーです。そして、お見舞いに行った時に本人が寝てしまっているときには、その場で起きるのを待つのではなく、その日はお見舞い品だけナースステーションに預けて帰るのがいいでしょう。様々な気をつけることはありますが、相手の立場になって考えればわかることです。お見舞いだけに限ったことではないですが、マナーを守り常識のある行動を心掛けましょう。